1921年フランスの発明家、ベルナール・アルバン・グラによって誕生したランプ。ネジや溶接を一切使用せず、角度や方向を自在に変えられるボールジョイントは当時とても画期的であった。 有名建築家のル・コルビュジエを始め、アンリ・マティスやレオナール・フジタなど先見の目を持った芸術家達が愛用していた事でも知られている。 この207は、Didier Teissonniere La lampe Grasの本の表紙を飾るほど非常に希少価値の高い作品。国内はさておき、国外においても中々お目にかかることができないかと思います。GRASの作品に見られる木のベースは、科学者に向けて作られたと言われており、言わばハイエンドな階級の職人の為にデザインされました。 「学びのタネ/アートピース」 照明の実用性を望むのならば他にも適した物があるかと思います。この作品は科学者の手元を照らすことだけに絞られた物だと考えられるほどのサイズ感です。機能もコストも合理的を求める現代においては今後間違いなく作られることのない造形だと思います。そうなるともはや照明器具ではなくアートピースと呼ぶにふさわしい。飾って目に触れてるだけでも日々の心に潤いとインスピレーションを与えてくれます。人間に必要なのは気づきと想像力だと。 古い時代の製品である為、傷などの味はヴィンテージならではの風合いと思っていただければ幸いです。日本用のコンセント変換お付けいたします。電球も一つ付属しています。ヨーロッパの口金サイズB22Dです。(推奨は40ワット程度の白熱電球)インターネットや東急ハンズ、ホームセンターなどでお取り寄せが可能かと思います。 Model / 207 Reflector / 1076 Combination Reflector Socket / B22D Maximum watt / 40w Arm length / 22cm+17cm