1921年フランスの発明家、ベルナール・アルバン・グラによって誕生したランプ。ネジや溶接を一切使用せず、角度や方向を自在に変えられるボールジョイントは当時とても画期的であった。 有名建築家のル・コルビュジエを始め、アンリ・マティスやレオナール・フジタなど先見の目を持った芸術家達が愛用していた事でも知られている。 この201は、デスクなどの好きな所に取り付けられるクランプ方式でGRASの数あるモデルの中でも最も実用性が高く人気があります。 また黒よりもモダンな内装にマッチングしやすいニッケルプレートタイプ(シルバー)になります。シェードが製図台などに使う為、照射角度が広いドラフツマンリフレクターが付いており、ノーマルリフレクターよりも探しずらい希少なアイテムです。ワーキングデスクにとても適しています。 「学びのタネ/ライトとランプ」 現代の照明器具はランプと言わずライトと言いますよね。どことなく冷たさを感じます。（愛着が湧かない） その理由の一つに完璧なまでに機能的になった寸分のくるいもないデザインにあるかもしれません。このランプは締める、曲げる、傾けるという動作が自分の思うままに機能する為に用途によって光の当て方を変えられます。読書などの集中したい時は直接光を向け、落ち着きたいときは壁に反射させるなどの選択の幅があります。そしてワット数の低い白熱球のランプは、やはり優しいのです。 古い時代の製品ではありますが、それを感じさせないぐらい綺麗で、極上のミントコンディションです。日本用のコンセントに交換済みです。電球は付属していません。ヨーロッパの口金サイズB22Dです。(推奨は40ワット程度の白熱電球)インターネットや東急ハンズ、ホームセンターなどでお取り寄せが可能かと思います。 Model / 201 Reflector / 1055Draftsman's Refrector Socket / B22D Maximum watt / 40w Arm length / 57cm+17cm Shade size / φ20cm