1951年ル・コルビュジエによるインド北部にあるチャンディーガルの都市計画を引き受けた際、コルビュジエの従兄弟であるピエール・ジャンヌレが現地で監督を行い、1951年〜65年の14年間滞在し、様々な家具や建築のデザインを手掛けた。
ジャンヌレの家具の魅力は、当時インドに雇用を持たすため、デザインした図面を元に現地の様々な職人が作製しました。そして現在に至るまであらゆる場所で使われ修復され続けた故に形状や寸法等が異なり、全く同じ物が二つと存在しないのです。
こちらのコーヒーテーブルはインドから直接仕入れることができました。インドのリペアは確認が不十分で不安が残るため、日本の信頼おける職人さんに塗装のリタッチと足の歪みの補正をお願いしました。
チークの木目が素晴らしく、チャンディーガルプロジェクトならではのレターが残っています。おそらくAssembly(議事堂)で使用されていた物と推測されます。テーブルの裏をご覧いただくと、天板を止めてるビス穴が三角に削られています。この三角の形はその他のジャンヌレがデザインした家具にも度々見かけることができます。
個人的に丸いテーブルのメリットは、周りに置くソファや椅子の数や配置を自由に選べるところです。サイズ感も絶妙で、小さすぎず大きすぎず、どこに置いてもストレスを感じないサイズです。
ジャンヌレのコーヒーテーブルはとても実用的で人気が高いため、お気に召す個体を見つけるのが難しく、こちらの作品は木目、色味、レターとなかなかお目にかかれない個体になるかと思います。
こちらの商品はヴィンテージになりますので、経年変化による細かな傷や味はご了承ください。ヴィンテージに神経質な方のご購入はお控えください。気になる点がありましたらご遠慮なく質問を承っております。
φ585mm H410mm
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